おぞましい奇病。

(2018年10月31日)

おりーです、

るで地獄のような日々でした。

原因不明の奇病に襲われ、
半年以上、外出すらできずに
ベッドの上で苦しみ続けていました。

医者に行っても「こんなの初めてだ」と
物珍しそうに眺めるだけ。

薬をもらって症状を抑え
ただ月日が過ぎるのを待つという
先の見えない拷問のような日々。

あと1ヶ月あの症状が続いていたら
正直どうなっていたか分かりません。

精神崩壊、半狂乱・・・。

そんな言葉が頭をよぎるほど、
ギリギリの切羽詰まった状態でした。

正気を失いそうになるほどの
奇病をどうやって乗り越えたのか、

おぞましい奇病の正体がこちらです。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

妊娠性痒疹

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ニンシンセイヨウシン:
妊娠3~4ヶ月以降に激しい発作性の掻痒が生じ、掻痒を伴う丘疹が四肢・腹部・背部に多発する病態

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発症したのは妻です。

第3子を授かった昨年から
出産するまでの間のこと。

およそ半年間、
衣類も身につけられないほど
激しいかゆみに襲われていました。

朝から晩まで24時間、
昨日も今日も明日もずっと続く
拷問のようなかゆみです。

掻けば肌に傷がつくし
さらに痒みが激しくなる。

 

掻けば掻くほど痒くなる。

本当に酷い仕打ちです。

体を冷やすと楽になるようで
真冬でもアイスノンを
身体中に当てていました。

特に痒みが強かったのが
背中とスネです。

夜中も痒みが治まらず
絶望感で涙を流すことも多々。

我慢しきれず掻きむしった跡が
紫の斑点のようになって
見た目もひどい感じでした。

見舞いに来た義母が見て
絶句したほどです。

 

痒くて服を着られない。

肌の斑点を見られたくない。

外出できず家にこもる
日々が続きました。

妊娠性痒疹が厄介なのは
原因不明で出産して自然に
治まるのを待つしかないこと。

そして滅多に出ない症状なので
情報が少ないことです。

妊婦健診で訪れる産婦人科でも
医者が「初めてみた」というほど。

皮膚科の先生はさすがに
知っていたようですが
患者としては滅多にいないと
言っていました。

 

1000人に1人の奇病

なのです。

唯一の理解者は同じ症状で
苦しんでいる妊婦さんたちです。

数少ないネットの書き込みで
過去に発症した人たちの
経験談だけが頼りでした。

・綿100%のシャツがいい!

・よもぎのエキスが効いた!

・抗ヒスタミン剤で楽になった!

ワラにもすがる思いで
様々な方法を試しました。

多少は軽減されましたが
結局、妊娠期間中は治らず。

出産するまで症状が続き、
皮膚科でもらったかゆみ止めを
ひたすら塗り続けていました。

妊娠5ヶ月目から半年近く
かゆみに苦しんでいたことになります。

 

40歳で第3子

を出産したわけですが、

妊娠性痒疹は主に
第2子以降で発症します。

原因不明とされていますが、
ウィルスで感染するものではなく
体の過敏反応でなってしまう
症状であるように思います。

アトピーや喘息などの
アレルギーに近いイメージです。

妊娠してお腹の子が大きくなって
体の状態が変化していくにつれ
症状が出てきたからです。

痒みの強さや範囲は個人差がありますが、
出産すれば治るのがこの病気。

妻の場合も産んだその日から
ウソみたいに痒みが治まり
服が着れるようになりました。

ただし、年齢のせいか
出産後も何度か発作的な痒みに
襲われることがありました。

運動したり遊園地で遊んだり
血流が増えるような活動をすると
症状がぶり返したのです。

出産後半年たってようやく
元の体に戻ってきました。

 

まさに命がけの出産

大げさな話ではなく、
体を張って産んでくれた妻には
一生かけて感謝したいと思います。

出産そのものが命がけですが、
その上、今回はかつてなく
酷な妊婦生活でした。

前回の出産から10年ぶり
40歳の高齢出産で、

前半はつわりで苦しみ、

後半は痒疹で苦しみ、

産まれるまでの1年間は
本当に長い戦いでした。。。

産まれたら産まれたで
もちろん育児が大変ですが、

永遠に続くかと思うくらい
酷い痒みがなくなっただけで
体も心もだいぶ楽になったようです。

本当にお疲れ様でした、ありがとう。

こういう辛いことを乗り越えて
夫婦の絆って深まっていくのかな
と思った次第です。

 

ではまたー!

 

下居孝之