おりーです、
とっても魅力的な案件があります。
あなたと私が手を組んでやれば
集客も販売も楽勝でしょう。
絶対に儲かると思うので
ビジネスパートナーになりませんか!
私があなたを売り出して
お客さんをバンバン集めるので、
売上の3割を紹介料としてください。
あるいはセミナーを共同開催して
利益を折半にしましょうか。
私は個人起業家を支援したいので、
人脈とノウハウを全て提供します。
あなたにとっても悪くない話ですよね?
このチャンスを活かしてください。。。
、、、、なんちゃって。
ごめんなさい、ウソです。
案件なんてないのです。
私、大嘘をつきました。
期待させてしまったらスミマセン。
でも、悪ふざけではなくて
どうしてもお伝えしたいことがあって
あんなことを書いてしまいました。
個人起業家がハマりがちな罠を
あなたにも知って欲しいのです。
食うか食われるかのサバイバル
たまたま知り合った経営者から
ビジネスの誘いがあったら、
あなたはどうしますか?
アライアンス、共同事業
JV、パートナーシップ…
呼び方は色々ありますが、
一緒にビジネスをするということは
運命を共にするということです。
誘いに乗るか乗らないか。
くれぐれも慎重に考えてください。
ビジネスは弱肉強食です。
他人を利用して一儲けしよう!
と考えている連中がゴロゴロいます。
実力のある人ほど狙われやすいので
本当に気をつけてください。
実際、身近にある話です。
つい先日も、
コンサル起業家ネットワークの
メンバーから相談を受けました。
協業の誘いを受けるべきでしょうか?
人から声がかかるのは良いことです。
プレゼンスが出始めている証明ですから。
ですが、パートナー選び気をつけてください。
他人をうまく使って美味しいとこだけ
取ろうとする人がほとんどです。
紹介システムは典型で、
紹介する方はそれっきりで楽ですが
紹介を受けた方はその後の責任を負います。
労力がかかるのも受けた側。
なるべくなら集客を他人に依存しないこと。
集客力をつけてリストを集めれば
人の紹介に頼る必要はありません。
長期的にもコンサル業務をこなすより
自分のリストを増やすことほうが
ビジネスとして安定します。
なので、
目先の売上より顧客リスト拡大!
目先の収入を確保する活動は
必要最小限にする。
なるべく自分主導のビジネスにする。
自分自身の顧客リストを積み重ねる。
で行きましょう。
誰かと組むなら、労力や費用の負担と
報酬とリストなどの収穫とが
バランス取れるようにしてください。
ヘマすると時間だけ奪われて
得られるものがほとんどない、
みたいなことになります。
要するに他人を簡単に信用するな、
ということです。
他人に頼れば利益を取られるのは
当たり前といえば当たり前ですから。
まずはお友達からスタート。
信頼できそうな人がいて
あなたも組んでみたいと思った
としたらどうするか。
まずは軽いパートナーシップから
始めて見ることをお勧めします。
・相手主催のセミナーに
ゲスト出演して出演料をもらう。
・無料で出演する代わりに
参加者のリストを共有してもらう。
・自分主催のセミナーに
ゲストとして参加してもらう。
ポイントは2つです。
1)どちらかが主催者になって
責任の所在を明確にする、
2)報酬のやり取りを単発にして
利益関係を引っ張らない
一番やってはいけないのは
お金の流れを共有することです。
儲かるとわかった瞬間に
人間の本性が出てくるものです。
例えば恋人関係でも
いきなり同棲したりせず
まずはお友達からですよね。
とにかく浅くスタート。
それがベストパートナーを
見つける手堅い方法です。
ということで、
アライアンス、共同事業
JV、パートナーシップ
には安易に乗っからないこと。
自分主体のビジネスを作る。
せっかく起業したのですから
自分がコントロールできることが
基本中の基本だと思います。
誰かと組むとしても
相手をよく吟味すること。
もちろん長年の付き合いで
本当に信頼できる関係であれば
共同事業は問題なくアリです。
でも結婚と同じで(?)
何かの拍子にダメになることも
多少は想定しておくべき。
一人でも稼げる。
一人でも生きていける。
そんな人たちが意気投合して
1つのチームを組んで
プロジェクトに取り組む。
で、成功させたら
またそれぞれの道に戻る。
そんなのが理想かもしれませんね。
個人起業家、がんばっていきましょう!
プロモコンサル下居孝之