おりーです、
あなたはどれを選びますか?
レベル1:大家さん
レベル2:法人オーナー
レベル3:スキマ時間で経営者
おっと、突然ですみません、
「副業でグループホームを始める方法」
の話です。
毎日本業で忙しいあなたが、
副業でグループホームをオープンし
社会貢献をしながら収益を得るには
どうすれば良いのか、
サラリーマン大家さん向けに、
3段階に分けて考えてみました。
一番キツそうな選択肢が
手堅いやり方だったりします。
一つずつお話ししますね。
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レベル1:大家さん
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大家さんとしてグループホームに携わる。
ぶっちゃけこれは妥協案です。
自分自身でグループホームを
運営することにはなりませんので。
でもグループホームに適した
戸建やアパートを所有していれば
事業所に貸すことができます。
グループホームは安定収入が強み。
テナントが安泰なら大家さんとしても
恩恵を受けられるはずです。
空き物件をグループホームとして
活用できないかと相談されるのですが
まずは貸すこと考えてみてください。
自分で事業所を立ち上げるより確実です。
大家さんとして建物を貸すだけなら、
日常的な業務はほとんどないので
スキマ時間でやれます。
福祉にも関われるし社会貢献にもなる。
空き物件を活かすだけなら、
これでも十分じゃないですか?
いやいや、それじゃ物足りないんだよ、
オレは福祉事業をやりたいの!
という人はレベル2へ。
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レベル2:法人オーナー
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福祉事業は届出制です。
法人を立てて市町村に届け出れば
事業所のオーナーになれます。
あなたは資金を出して事業リスクを負う。
建物を用意して従業員を雇ったら
運営はすべて彼らに任せます。
実務には一切タッチしない。
会社のオーナーでもあるので
利益が出れば役員報酬が取れるし
事業そのものがあなたの資産になる。
企業オーナーの醍醐味ですよね。
ただし、怖さもあります。
特にあなたが未経験者の場合です。
福祉業界も未経験、企業経営も未経験。
現場に行かずに管理者やスタッフの
意欲やモラルをマネジメントできるのか。
利用者が集まらなかったり
定着しなかったりして売上が伸びず
軌道に乗らなかったらリカバリーできるのか。
経験のある管理者を雇えば
運営を任せられるかもしれませんが、
でも丸投げで本当に大丈夫?
会社が傾けば管理者も逃げ出して
あっという間に廃業です。
つぎ込んだ自己資金も損きり。
リスクとリターン、
あなたはどう考えますか?
うえ〜、怖いなー。
オーナーとしてリターンはあるけど
リスクの方が大きいかも…。
つぶれちゃったら丸々損失だし
借り入れでもしてたら大変だ…。
やっぱりムリじゃん、やめときます!
そうですね、他人任せってのは
本当にリスクが大きいと思います。
そもそも任せられる人材がいない。
経営を丸ごと見れる人がいたとしても
どうしても給料が高くなるので
会社の利益が残りにくい。
独立して会社を去る可能性も高い。
レベル2の経営丸投げというのは
現実的に取れない選択肢です。
じゃあ、一体どうすればいいのか。
それでもあきらめきれないよ、、、
という人はレベル3へ。
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レベル3:スキマ時間で経営者
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事業所オーナーのリターンを得つつ
リスクを最小限に抑えるためには
経営者として実務に携わることです。
運営状況を把握して関与することで
細かく軌道修正することができます。
経営者の仕事をスキマ時間でやる。
まずはどんな事業にも必要な
総務的な仕事があります。
事業計画、資金調達、経理、税務、人材採用、勤怠管理、社保・労務、設備・備品・消耗品管理…
デスクワーク中心なので
リモートでもスキマ時間でも
できますよね。
ただし、総務だけで終わってしまうと
事業の根幹となる営業や販売に
関与しないことになるので
レベル2とほぼ同じです。
もう一歩踏み込んで、
グループホーム運営の実務もやる。
もちろん全部はできません。
ポイントは大事なところだけ自分でやり
あとは管理者に任せることです。
・経営者(あなた)が方向づけをする
・管理者が実際に動く
という役割分担を意識してください。
グループホーム運営の実務として
やることは大きく3つです。
利用者獲得、サービス提供、売上回収
それぞれ例えば次のような
分担であればどうでしょうか。
・利用者獲得
あなた:パンフレット・営業先リスト・契約書類を作成
管理者:挨拶まわり、問合せ・見学対応、本人・家族と面談、契約締結など
・サービス提供
あなた:業務マニュアル作成、業務日誌など報告様式を作成
管理者:利用者支援計画の作成、支援者会議への出席、通院の付き添い、スタッフ育成、勤務シフト管理、現場への業務指示など
・売上回収
あなた:市町村への各種申請、給付金請求、利用料の請求、領収書類の作成
管理者:書類の整理・保管、郵送など
あなたが書類を作って管理者が動く。
運営を任せっきりにするのではなく
指示をして報告を受ける形になるので
方向づけをすることができます。
成果が出ないとか問題が発生した時には
軌道修正することができますよね。
他人任せにせず自分で舵取りするということ。
労力はかかりますが一番手堅い方法です。
書類はスキマ時間でやることが可能です。
あとは管理者や関連する他事業所と
時々面談をする時間を取ればOKでしょう。
このやり方であれば、
副業でグループホーム経営を
始めることができます。
ここまで聞いてお分かりと思いますが、
懸念点があるとすれば管理者です。
管理者選びには最新の注意を払ってください。
どいういうことかというと、
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経営者と管理者の2人3脚
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だからです。
運営に関与すると言っても
現場のことは管理者頼みになる。
信頼できて裏切らない人物がいいですよね。
贅沢でしょうか。
でもそれくらい吟味したい。
以前もどこかで書きましたが
管理者次第で支援内容やホーム運営の
質が決まってしまうので一大事です。
あなたが副業で現場不在であればなおさら。
管理者の能力はもちろん欲しいですが
それよりも誠実で意欲的な人がいい。
会社の発展に尽くしてくれそうな人。
例えば身内の人間。
親兄弟、奥さん、旦那さん。
人柄が分かっているので
見誤ることはないかと思います。
資格や経験があって、
運命共同体になってくれる人。
・身内に現場を任せ
・あなたは経営を見る。
身内に適任者がいる人はラッキーです。
なんとしても口説き落として
事業のパートナーにしてください。
でもまあそんな都合よくいきませんよね。
私も身内にそんな人いませんでした。
人からの紹介されるツテもなく。
なので、せいぜい面接で
しっかり見極めるくらいでした。
あなたも副業で始めるときには
グループホームの管理者は
しっかりと厳選してください。
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まとめます。
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副業でグループホームを始める方法は
3段階あります。
レベル1:大家さん
手堅い家賃収入が得られる。
社会貢献にも関われる。
レベル2:法人オーナー
経営丸投げはリスク大。
レベル3:スキマ時間で経営者
労力はかかるが堅実な方法。
管理者を動かしてマネジメント。
中途半端が一番ダメです。
レベル2の法人オーナーはオススメしません。
やるなら1か3。
私は3から始めました。
スキマ時間で経営者。
でも今では本業として毎日、
事業所に出勤してがっつりやってます。
すっかりグループホームの人。
現場にも入って直接支援もしますし
利用者さんや家族の相談にも乗る。
もちろん行政や他事業所ともやり取りする。
そのほうが現場の状況を把握しやすいし
ネットワークもできるので
経営がもっとしやすくなります。
管理者の足りない部分も補える。
特に利用者さんの相談業務は好きです。
カウンセリング的な要素が大きいので
むしろやりたかった仕事なのです。
だからやりがいを感じるし今後も続けたい。
あなたはどうしたいですか?
また、メールします。
下居
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