【 手足になるな、ブレインになれ! 】

(2017年4月23日)

今日は自戒の念を込めて。
士業やコンサルで
独立を目指すあなたにも
お伝えしたいこと。
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手足になるな、ブレインになれ!
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先に仕掛けろ、
意図を持って動け。
ビジネスする上で
一番ダメなのは意思がないこと。
受け身でいると
ロクなことはありません。
何事も先手必勝ですよね。
能力があって
意思がないのが最悪の悲劇。
誰かに労働力を切り売りして
奴隷のように使われる日々。
使う側の人は
あなたの才能や能力を換金して
儲けているわけです。
年収が高いか低いか、じゃなく、
会社員か経営者か、でもない。
動かす側か、動かされる側か、
ということ。
自分のシナリオ通り
人やコトが動けば
勝ちなのです。
そして私自身、
コンサルタントをしていて
絶対に避けたいのは、
クライアントの言いなり
になること。
特に独立して
フリーになった直後は
気をつけなくてはいけません。
とにかく仕事がほしい!
という状態では
相手の意向にあわせる
スタンスになりがちです。
食うためには仕方がない面も
確かにあります。
ただ、目指すところではない。
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あなたの存在価値って何なのか?
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最大限価値を発揮する人間で
ありたいと思いますよね。
で、
経営者がコンサルを雇う
理由を考えてみました。
1)専門家の助けがほしい
この人の言う通り
やっていれば大丈夫、という
エキスパートに来てほしい。
まさしくブレインです。
他にも理由はあります。
2)客観的な意見がほしい
3)言いにくいことをズバッと指摘してほしい
社内の人間ではない
第三者的な立場だから
できることですね。
そして最後にひとつ
雇われる側からすると
歓迎できない理由がこれ↓。
4)人手が足りない
単なる労働力として
期待されている。
なんでも屋として
「言いなり」になってしまう
パターンですね。
経営者からすれば
社会保険も福利厚生も
要らない安価な労働力。
臨時雇いのアルバイト
のようなものです。
能力があればあるほど
割安に使われて損をします。
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崇拝されるコンサルタントになる。
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コンサルの存在意義は
以下の4つです。
1)専門家の助けがほしい
2)客観的な意見がほしい
3)言いにくいことをズバッと指摘してほしい
4)人手が足りない
1~3と4とで
コンサルタントのあり方が
全く違いますね。
1~3はブレイン。
4は手足。
クライアントを導いているか
クライアントに動かされているか。
天と地の差です。
手足として動かされるのではなく、
ブレインとして導く存在になる。
これが目指すあり方です。
で、
ブレインになるには
どうしたらよいのか?
1)専門家の助けがほしい
 ⇒ 専門性を磨く
2)客観的な意見がほしい
 ⇒ 俯瞰して考える癖をつける
3)言いにくいことをズバッと指摘してほしい
 ⇒ 遠慮しない(黙っているのは不誠実)
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専門性を磨く
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これは一朝一夕で
できることではありませんね。
専門性を磨くには修行、鍛錬が必要です。
ある分野で1000時間の
経験を積むと一般人と比べて
専門性を発揮できるようになる
と言われています。
さらに1万時間に達すると
専門家の中でも群を抜く。
1日5時間として2000日。
毎日取り組めば5年半ですね。
既に資格を持っている人などは
それを活かすのが良いでしょう。
資格がない人は経験を活かす。
ゼロから新たに何かを
勉強するのはお勧めしません。
急がば回れ、と言いますが
準備に時間をかけるくらいなら
今すぐ稼いだ方がいい。
持っている武器で勝負する。
ということです。
持っている武器をどう活かすのか?
についてはまた別な機会に。
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俯瞰して考える癖をつける
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クライアントと
関わりが深ければ深いほど、
同じ目線に立ってしまいがちです。
特に従業員の人たちと
共同で作業をしていたりすると
なおさらですね。
私もクライアントのオフィスで
一緒に仕事をしていると
つい引っ張られてしまいます。
作業を減らしたいな、とか。
ルーチンワークで
楽をしたいな、とか。
休みをとりたいな、とか。
会社員時代の
従業員マインドを
思い出してしまうわけです。
自分のオフィスに帰ると
頭も部外者に切り替わります。
で、
会社や事業を「外側」から、
ライバルやお客さんの目線で
冷たく眺めてみる。
最近サービス悪いな、
今の延長ではダメだな、
手をかければもっと売れるのにな、
とか、見えてきます。
「誰が」実行するかは置いといて
「何を」やるべきかを考える。
コツは無責任になること。
今日からやってみてください。
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遠慮しない
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正直、覚悟が必要です。
怒られる、嫌われる、契約を解除される。
ズバズバ発言することは
やはりリスクを伴います。
が、
クライアントの
事業成長に貢献するのが
コンサルタントの本質。
そのために必要と思うことは
言いにくいことでも
ハッキリ伝えなくては。
・顧客視点の欠落
・繁忙、慢心からくる手抜き
・利益偏重による品質の低下
どの企業にも
ありがちなのは
「自社中心的な経営」です。
会社と顧客、自社と取引先。
自分の立場や利益を優先すれば
長期的な事業成長は見込めません。
短期的には儲かっても、
長続きしない。
ファンが減るから。
仲間が減るから。
クライアントが
「自社中心的な」発想に
陥っているときこそ
コンサルタントの出番です。
部外者、傍観者として
見えたままのことを言う。
摩擦を避けるために、
黙っているのは不誠実です。
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まとめます。
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ビジネスマンとして
最大限価値を発揮するために、
手足になるな、ブレインになれ!
を心に刻みましょう。
特に士業やコンサルの人。
私たちがクライアントの
事業成長に貢献しようとするなら
手足でなく、ブレインであること。
・専門性を磨く
・俯瞰して考える癖をつける
・遠慮しない(黙っているのは不誠実)
崇拝されるコンサルを
目指してください。
今日も張り切っていきましょう。
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