グループホーム求人戦略。

(2019年9月4日)

おりーです、

意外なお客さんが来ました。

求人サイトの運営会社の営業さんが
私のグループホームにやってきたのです。

福祉専門の求人サイトだそうです。

グループホームの求人募集しているので
広告の営業マンが訪問してくるのは
まあよくあることだと思います。

意外だったのは彼が来た目的です。

「実は・・・」と神妙な顔。

何を言うのかと思ったら、

今日おりーさんに会いに来たのは
仕事だけじゃないんです、、、

ブログを読んでお話したくて来ました、、、

ですって。

なんと、びっくり。

私のブログ読者だったんですよね。

初対面の人にブログ読んでます!
なんて言われたのは初めてです。

いや〜うれしーですね、これ。

じんわりうれしい。

そんなにアクセス数も多くない
趣味みたいなブログなので
知り合いが読んでくれてるのかな
くらいに思っていました。

まさか読者が会いに来るなんて。

ほんと意外でした。

彼の話を聞いていると
昔の記事まで読んでくれていて
私のことなんでも知ってる。。。

いいですね、こういう感じ。

有名欲が満たされますw

で、

ブログの話を一通りした後、
ようやく仕事の話になりました。

人材の課題はありませんか?

広告に期待することって何ですか?

会社の現状を聞いた上で
最適な求人サービスを提案して
くれるとのことです。

質問していただいたことで
考え直すきっかけになりました。

理想的な求人戦略とは何か。

私の答えは自社メディアの長期戦略です。


短期決戦は非効率!


求人と言えばふつう、
広告を出すものですよね。

インターネット、折り込み広告、
冊子、チラシ、貼り紙。

お金を払って広告を露出させて
仕事を探している人たちの
目にとまるようにするわけです。

お金をかけるほど目立ちます。

ネット検索の上位に来たり、
紙媒体の広告枠が大きくなったり。

お金をかけるほど人が集まる。

なので、短期間で多数のスタッフを
採用しようとするとどうしても
広告を出さざるを得ません。

例えば新規にホームを開設するので
1ヶ月で5〜6名を採りたい場合とか。

そんな時は私も広告に頼ります。

でも、短期間で集めた人たちが
全員この仕事に向いていて
会社の雰囲気に合うとは限りません。

面接やオリエンでそこまで
見極めるのは難しいです。

向いていない人や合わない人は
辞めてしまうので結果的に
人材の定着率が悪いということに。

お金をかけて集めたのに非効率ですよね。

広告費のムダ使い。

なぜ、短期集中で広告費をかけて
募集をすると定着率が下がるのか。

理由は簡単で、
「今スグ」の人が応募してくるから

です。

会社の方針や職場の雰囲気は
ちょっと合わないけど、

今スグ、転職したい

今スグ、稼ぎはじめたい。

だから、妥協して応募してくる。

しばらく仕事をしてみて
「やっぱり合わない」と
辞めてしまう結果になります。


高品質よりも「らしさ」が大事


グループホームはサービス業なので
スタッフが資産であり商品です。

スタッフの質がホームの品質。

なので、スタッフの質を高めたい。

質を高める方法は2つあります。

・育成して質を上げる

・質の高い人を採用する

とりあえず幅広く採用して
一定レベルの仕事ができるように
育成することはできます。

ただし、育成にも限界がある。

なぜなら、顧客満足を高めるには
質が高いだけではなく「らしさ」が
とっても大事だからです。

会社や職場、商品やサービスには
価値観やカルチャーがありますよね。

マニュアルにできない仕事のスタイル

定量化できない特色や雰囲気

「色」のような部分です。

お客さんは一定の品質はもちろんのこと
自分の好みに合うサービスを求めています。

グループホームでも同じです。

利用者さんも家族も考えが様々ですから
誰でも同じようなホームを選ぶわけでなく
自分らしく生活できるところを選ぶ。

グループホームは利用者さんの
期待を裏切ってはいけません。

自分たち「らしさ」をキープする。

そのためには職員の「らしさ」
「色」もある程度揃っていることが
必要になりますよね。

人の価値観てそう簡単に変わるもんじゃない。

気があう人とは出会ったばかりでも
昔からの友達みたいになれるし、

気があわない人とは何年経っても
よそよそしい関係のままです。

だから、価値観の合わないもの同士が
短期的な理由でくっついたとしても
長く続くことは難しいんですよね。

バッチリ気があう人は稀なので
すぐには見つかりません。

出会いをじっくり待つことも必要です。

ということで、

理想的な求人は短期決戦ではなく
長期的に人を募集しつづけて
じわじわと仲間を増やしていくのが
良いと思うわけです。


自社ブログでじわじわ採用!


じわじわと仲間を増やす。

集めるというよりは、
向こうから集まってくる感じです。

・ホームページから問合せ

・人の紹介

・放置してた無料広告から応募

生き生きと目を輝かせて
仕事をしている従業員に共通するのは
彼らの方から私たちを見つけて
近づいてきてくれたというところ。

「向こうからやってきた」人たちです。

楽しく仕事をしたくてここにきた人。

仕事なので稼ぐことは大前提ですが、
それよりも楽しめるかどうかで
仕事を選んでいる人たちなんですよね。

こういう人たちは仕事に没頭するので
求人広告をあまり見ません。

いつも色んな知り合いから
誘われているので職探しをする必要も
ないのだと思います。

だから、いくら広告を出してもムダで
向こうから私たちを見つけてもらわないと。

人材紹介エージェントに依頼する
ということも考えられますが
パート職員のエージェントなんて
あまり想像がつきません。

年収の3割が報酬相場ですが、
パートさんのお給料じゃ
動いてくれないだろうなぁ。。

ということはやっぱり、
自社ブログでの情報発信しかない
と思った次第です。

うちのグループホームらしさ。

地道に発信しつづけて
こんなグループホームあるんだ
ここで働いてみたいなー、、って。

思ってもらえるように。

なんていう話を、

ブログを読んで来てくれた
求人サイトの運営会社の営業さんと
お話ししながら考えていました。

せっかく来てくれたのに
ちょっと申し訳なかったですが、

理想の求人は?

という質問への答えは、

自社メディア!(広告費ゼロ)

という結論でした。

彼と一緒に仕事をすることに
なるかどうか分かりませんが
提案を楽しみにしています!

では、また!

下居

 
追伸1:
 
ご質問はありませんか?
 
・効率的な開業手順

・建物設備の条件

・人材採用、育成のコツ

・利用者募集のノウハウ

・運営現場のウラ話

こんなこと知りたいです!

という方は、

具体的な質問を送ってください。
些細なことでもOKです。

こちらのアドレスまで。
 ↓ ↓ ↓
bizmag@oriitakayuki.com

追伸2:
 
ご相談をお受けします。
 
障害者グループホームを
はじめたいけれど不安です!
 
私のプラン、だいじょうぶ?
 
という方は、
 
個別にアドバイスすることも可能です。

こちらから申し込んでください。
 ↓ ↓ ↓
https://maroon-ex.jp/fx86139/soudan
 
 
 
追伸3:

ノウハウレポートを共有します。
 
グループホーム事業を立ち上げて
軌道に乗せるまでのノウハウを
メルマガ形式でお送りします。

こちらから登録してください。
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
 
脱サラ大家くらぶ(メルマガ):
https://maroon-ex.jp/fx86139/ooyaclub