脱サラ起業で生き残る方法

(2019年8月17日)

おりーです、

5年で9割消えるって言いますよね。

新規開業した事業者が廃業する確率です。

既成の事実のように思われていますが、

あてにならない統計データ

のようです。

中小企業庁とか日経とか
帝国データバンクとかいろんな
情報元から統計が出ています。

少しずつ数字が異なっていて
本当のところはわかりません。

しかも新規開業も様々です。

・個人で起業

・企業の分社化、新規事業

・ダミー会社

内容はバラバラですから、
一括りにして廃業率と言っても
実態が全く見えません。

実際どうなのか気になりますが、
私は気にしないようにしています。

なぜなら気にしても仕方ないから。

統計データとにらめっこしても
あなたのビジネスの成功率が
上がるわけではないですよね。

リスクをとるかとらないか

人それぞれ生き方が違います。

オレはリスクをとらないぜ!

絶対に失敗したくない人は
無理せずサラリーマンがいい。

サラリーマンでも十分稼げるし
幸せに生きる道はいくらでもある。

どうしても

自分のビジネスを持ちたいよー!

って、

気持ちが抑えられない人だけが
脱サラ起業すればいい。

そして、いざ起業したら
生き残れる側に入れるように
頭フル回転で動き続けるだけです。

結局、全て自分次第だと思うんです。

ピンチは誰にでも来ますから
その時にふんばれるかどうかですね。

じゃ、そういうことでがんばりましょー。

と、根性論で終わってしまっては
ミもフタもありませんね。

起業の成功確率を上げるために
もしかしたら参考になるかなー
と思ったデータを紹介します。

自分の業界を知る

業種別の開業・廃業率を見つけました。

さっそく見てみてください。
 ↓ ↓ ↓

平成29年中小企業白書概要からの抜粋です。

業種毎にどんな違いがあるか、
傾向がわかると思います。

右下半分が、開業率>廃業率のエリア。

分かりやすいように
斜めにボーダーラインを引いて
左上と右下を色分けしました。
(大きな赤い三角を書き足し)

しつこいですがあくまでも参考です。

これを見れば起業プランがバッチリ、
というものではありません。

これをみてどの分野に参入するか
決めるというものでもないと思います。

そうではなくて、
自分が参入しようとしている
業界のことを知っておくということ。

あなたの業界はどうですか?

私の場合はグループホーム事業。

業界でいうと「医療・福祉」に該当します。

開業率>廃業率の意味

を考えてみました。

「医療・福祉」業界の位置付けは、

・開業率は中くらい、

・廃業率は低め、

です。

ということは、
何が言えるかというと

・手軽ではないが開業可能

・業界全体が微増

・ライバルも微増

じゃあ、新規開業の成功率は
どうかというと不明です。

・開業すればまあまあ続く

とも言えるし

・老舗が生き残り新参者が短命

である可能性もあります。

このグラフから言えることは
ここまでですね。

え、なんだよー、がっかり。

新規参入の生き残る確率、知りたいよ!

グループホーム事業は興味あるけど
成功確率が低いだと決心できないじゃん。

安心材料提供してよ、おりーさん!

・・・そうですか、

先ほどお話しした通り、
起業にリスクはつきものです。

やると決めたら必死で考えて行動する。

それしかない。

それしかないのですが、
やるべきことの中にリスクを減らす
最重要事項があります。

リサーチですね。

リサーチをしっかりしておけば
需給バランスも顧客ニーズも
正しく把握することができますので
戦略を間違えることがありません。

起業の成功確率がだいぶ上がります。

今日は長くなったので
リサーチの具体的な方法については
また別な機会でお話しします。

グループホームの場合は、
地元密着なのでリサーチも
地域限定でOKです。

あなたならどんなリサーチをしますか?

考えてみてください。

また、メールします。

下居

追伸:

私も脱サラしてちょうど4年経ちました。

とりあえず生き残っています。

ただ、事業内容は変化している。

不動産賃貸業

コンサル業

グループホーム事業

最初の2つも継続していますが
メインの活動が入れ替わっています。

生物学者のダーウィンも
「変化したものが生き残る」
と言っていますよね。

軸はブラさず、
でも勇気を持って柔軟に
事業展開していきたいと思います。

では、また!