おりーです、
グループホーム事業に続いて
2つ目のサービスを立ち上げました。
ガイドヘルパー事業です。
外出の支援が必要な人に対して
付き添いのサービスを提供します。
通院、買い物、役所手続き、余暇など。
内容は様々あります。
ニーズも多い。
どこのヘルパー事業所も
既存の利用者さんで手一杯で
あまり空きがない状況なのです。
以前からやりたいと思たのですが
ようやく着手することができました。
あれれ? おりーさん、
グループホーム1本じゃなかったの?
10棟40室を目指すって言ってたじゃない。
他のこと始めちゃっていいんですか?
もしかしてグループホームだけじゃ
儲からないからですか??
おっと、スルドイご指摘ですね。
もちろんメインはグループホーム。
路線変更したわけじゃありません。
ガイヘル事業はグループホームの
利用者さんに対するサービス拡充の
一環としてやってます。
もちろん外部の利用者さんも受けます。
売上アップにもなります。
でもそれほど大きな金額じゃない。
それよりも相乗効果です。
グループホームとガイドヘルパー。
2つを組み合わせると相乗効果で
色々といいことがあるんです。
1)サービス拡充
2)人材活用
3)ネットワーク
1つずつ説明しますね。
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1)サービス拡充
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私のホームの利用者さんの中にも
外出の支援が必要な方がいます。
例えば、
・目的地まで安全に移動する
・お店や施設で必要なコミュニケーションをとる
・商品やサービスを選択する
・支払いをする
といった支援をします。
毎日ホームで寝起きしつつ
平日は作業所に通う生活ですが、
それで完結するわけじゃありません。
時には外出もあるので、
誰かの支援が必要なのです。
ご家族が付きそう場合もあります。
他事業所のガイドヘルパーも
契約して何度か利用しましたが
空きがなかったりしてなかなか難しい。
そこで自分たちで業務の空き時間に
付きそいをするようになりました。
当然無償です。
でも利用者さんが増えてきて
キャパオーバーになりそうなので
人を配置していつでも対応できるよう
体制を整えました。
住まいだけでなく外出も
支援できるようにしたわけです。
住まい:グループホーム
外出:ガイドヘルパー
自社でどちらも提供します。
サービスが充実しました。
正式に事業所として届け出たので
今後は給付金ももらえます。
人件費がかかるのでトントンですが
利用者さんの生活が充実するので
これで良いと思います。
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2)人材活用
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実はガイドヘルパー事業は、
スタッフを確保しにくいという
不利な点があります。
サービス提供時間が細切れだからです。
通院介助で1時間半とか。
買い物支援で2時間とか。
外食の付き添いで3時間とか。
待ち合わせ場所まで
移動するのにも時間がかかるので
1日何件も入れられません。
スタッフを常時配置しておくと
赤字になってしまいます。
なので、
ガイドヘルパーのためだけに
人を採用するということが
しにくいんですね。
ニーズが多い割に事業所の数が
少ないのはそのせいだと思います。
私も以前からやりたかったのに
なかなか着手できなかったのは
採用の問題があったから。
今は解決しました。
グループホーム職員が増えたので
職員の一部にガイドヘルパーを
兼務してもらっています。
ガイヘル専門は管理責任者のみ。
あとのスタッフはほぼ全員、
グループホームで勤務ししつつ
空き時間でガイドヘルパーをします。
ホームとガイヘルの仕事は相性がいい!
グループホーム:夜勤中心、長時間勤務
ガイドヘルパー:日中のみ、短時間勤務
ガイヘルの仕事だけでは
まとまったお給料にならないので
応募してくる人も限られます。
でもホームの仕事と組み合わせれば
一定時間以上の勤務になるので
時給で働くスタッフも安心です。
さらにサービス品質という点でも有利です。
グループホームの職員は
利用者さんをよく分かっているので
外出もスムーズにできます。
必要最小限の支援をピンポイントで
行うので本人の成長にもつながる。
いいことばっかりですね。
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3)ネットワーク
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大事ですよねネットワーク。
障害福祉事業を運営する上で、
他の事業所と関係はとても重要です。
横のつながりですね。
利用者さんの支援で連携したり
地域や行政の情報を共有しあったり
運営面で何かと助け合います。
利用者さんを紹介しあったりもするので
事業展開においても重要なのです。
で、
グループホーム事業だけ見ると
入居している利用者さんの
通所先などとつながりができます。
グループホームの利用者さんは
入居したら早々出ていきません。
なので、
他事業所とのネットワークも
あまり広がらないんです。
ましてや、
他のグループホームや
ショートステイの事業所など
住居系のところとは縁がありません。
そこでガイドヘルパーです。
どんな事業所でも利用者さんの
外出つきそいのニーズはあるので
ガイドヘルパーはじめました、
と挨拶に行くことができます。
で、
実際に利用してもらったら
関係性ができますよね。
いろんな事業所と
ネットワークが広がれば
今後の支援のニーズもつかめるし
運営もしやすくなると思います。
これは最初から狙ったわけでなく
後から気づいたことですが。
というわけで、
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まとめます。
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グループホームを運営する中で
利用者さんの外出つきそいの
ニーズに気づきました。
で、ガイドヘルパー事業を立ち上げ。
グルホとガイヘルは相性が良いです。
相乗効果で色々といいことがある。
1)サービス拡充
2)人材活用
3)ネットワーク
まだまだ始めたばかりなので、
利用者さんに喜んでもらえるように
気をぬかずやっていこうと思います。
あなたの事業は次の展開、どうしますか?
また、メールします。
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