食いっぱぐれないビジネス。

(2019年9月7日)

おりーです、
 
大阪からお客さんが来ました。

コンサルのクライアントのKさんです。

グループホーム事業をやりたいと
Facebookでメッセージをいただき
サポートさせてもらうことになりました。

大阪からはるばる相模原へ。

遠くまで会いに来てくれて感激です。

朝9時から正午くらいまで
3時間も話し込んでしまいました。

今はサラリーマンをされていますが
実家が自営業というだけあって
商売人マインドあふれる人です。

何があってもグループホームを成功させる。

固い決意でがんばってほしいです。

営業力も行動力もある人なので
必ずうまくいくと思います。

で、

色々お話しした中でひとつ、
ドキッとしたことがありました。


ブログを読んで決意しました!


と言われてしまったこと。

グループホームに興味を持ったが、
リスクもあるし迷っていた。

会社員を辞めてこのビジネスで
家族を養っていけるのか。

私のブログに出会わなければ
たぶんやらなかっただろう、
というお話をされたのです。

責任重大ですね、私w

でも、Kさんの言いたいことは
おりーさんのせいですよ、
ということではありません。

Kさんが決断できた理由。

ブログを読んでグループホームの
メリットもデメリットも分かったから
取り組む決断ができた、ということ。

あー、なるほどね。

私のブログ、良いことも悪いことも
ありのまんま書いてます。

開業してたった1年で
大したノウハウもないですから
出来事を書くくらいしかネタがないので。

ちょっと恥ずかしいですが、
これから始める人にリアルな状況を
知っておいてほしいと思うので
包み隠さずあけっぴろげに書いてます。

それがKさんには良かったみたい。


最悪のケースを想定する。


確かにスッキリしますよね。

知らないことが一番、怖い。

良いことも悪いことも全部知れば
怖くなくなって気持ちが落ち着きます。

小さな失敗

中くらいの失敗

大きな失敗

をそれぞれ考えておく。

「サビ管を採用できなかったらどうしよう・・・。」

失うのは求人広告のお金くらいでしょう。

1ヶ月で3万円、6ヶ月で18万円。

時間と労力は失いますがお金はほとんど失わない。

全然怖くないですね。

採用できるまで募集すればいい話です。

「入居者が来なかったらどうしよう・・・。」

入居者がいないと売り上げがありません。

サビ管の給料と家賃などの
固定費がタレ流しになります。

毎月50万円くらいでしょうか。

例えば手元の資金が300万円なら
6ヶ月程度は持ちこたえられます。

6ヶ月あれば見つかりますよね、入居者。

できる限りの手を尽くして
それでもとうとう見つからなかったら。

事業を中止して清算すれば良い。

その時点であなたは300万円を失います。

でも、命をとられるわけじゃない。

また貯金すればいいですよね!

借金だとしても事情を話して
毎月ちょこちょこ返していけばいい。

300万円くらいなら
まあ、そんなに怖くないです。

意外とイヤなのが、

「1棟目で終わってしまったら・・・。」


というパターン。

1棟4人で満室になれば
売上は130万円になります。

実はコストも同じくらいかかる。

・会社の固定費が50万円

・ホームの運営費が30万円

・現場スタッフの人件費が50万円

売上130万円で経費130万円、
トントンです。利益ゼロ。

下手をすると毎月赤字でしょうし、
さらに借り入れの返済もあれば
キャッシュフローは確実にマイナスです。

利用者さんは住んでいる。

スタッフも抱えてしまっている。

簡単に撤退することもできず、
儲からないのにあとに引けない状態。

早く2棟3棟と拡大して売上を増やしたい。

でも、初期費用で資金が減るのも怖い。

そのまま赤字が続けば最終的には
キャッシュが尽きてアウトです。

しかも。

赤字なので社長の給料はとれません。

貯蓄を取り崩して家族を養う。

あと何ヶ月、もつのかな。。。と
ヒヤヒヤすることでしょう。

会社もピンチ。

自分もピンチ。

じわじわと追い詰められて行く感じ、
一撃アウトよりも怖いです。

万が一、何かしらの事情で
2棟目に着手できなかったらどうする?

あなたと同じように私も不安に思いました。

最悪、ホームレス?

なんてことも考えました。

色々考えた結果、
いいアイデアが浮かびました。

1棟だけでも赤字を回避して
生き延びる方法を思いついたのです。

後ほどお話ししたいと思います。

その前にちょっと想像してみてください。


ホームレスになりたいですか?


私の師匠のメンターは
若いころ一文無しのホームレスに
なった経験があるそうです。

仕事も金も家もない。

でも生きのびた。

だから何も怖くないんですって。

何にでもチャレンジできるし、
いつでもクリエイティブでいられる。

ビジネスも投資も失う恐怖感ゼロ。

失敗してもまたホームレスから
やり直せばいいやって。。。

怖いものなしって最強ですよね。

最低、最悪の状態を知っていると
強くなれるっていうことです。

私自身、ホームレス経験はありません。

あなたも経験がないのであれば、
せめて想像してみましょう。

・町をフラフラ歩く

・公園のベンチで寝る

・日が暮れて寒くなってきた

・ダンボールを拾ってくる

・地下道に避難する

・他のホームレスに追い出される

・仕方なくビルの隙間で寝る

・通行人がジロジロみてくる

・酔っ払いにツバを吐かれる

・若者に囲まれ必死で逃げる

・腹が減りゴミ箱を漁る

・まともに食えず夜を過ごす

・地面が固くて冷たい

・家族の顔を思い出す

・震えが止まらず死を意識する

・朝日が待ち遠しい

・明日こそ何か食いたい

どうでしょう。

少しは想像できましたか?

私も想像してみました。

ゾッとします。

絶対にホームレスに
なりたいとは思いません。

一方で、

今の自分はとても恵まれている、
幸せ者だと実感します。

・毎日ご飯が食える

・ベッドで寝られる

これだけで十分ですよね。

そう考えると、
脱サラ起業で失敗する不安なんて
ちっぽけなもんですよね。

グループホーム事業もしかりです。

1棟目をオープンして赤字経営、
2棟目に着手できず息詰まったとしても
生き延びる方法はあります。


食いっぱぐれないビジネス。


食事と住まいがあれば、
生きていくことはできますよね。

グループホームにはどちらもあります。

仮にですよ、仮に。

あなたが家も貯金も失ったとしても。

ホームに寝泊まりすることができます。

ホームで食事をとることができます。

実は、食いっぱぐれないビジネスなんです。

赤字経営から脱けだせなくなって
本当にどうにもならなくなったら、
どうすれば良いかというと簡単な話。

住み込みで働けばいいんじゃないですか?

家族に事情を説明して理解を得て、
グループホームで現場スタッフとして
生活すればいい。

そう、毎日あなたが夜勤。

ということです。

21時消灯で朝は6時からだから、
夜中に何回か巡視をしたとしても
睡眠は十分取れます。

昼間は利用者さんは出かけるので
自分の仕事をすることができます。

毎日あなたが夜勤に入ると
収支も改善して一気に黒字になります。

人件費が大幅に削減されるからです。

売上:130万円

固定費:50万円

ホーム運営費:30万円

現場スタッフ人件費:0万円

粗利50万円です。

毎月50万円を役員報酬として
あなたがもらっても良いし、
2棟目以降の資金にしてもいい。

どうです、いいアイデアでしょ?

いやいやいや、おりーさん、

理屈はわかったけど、
夜勤なんてやったことないし
世話人の仕事なんてムリムリムリ!

机上の空論でしょ、そんなの。

そうですか、気持ちはわかります。

私も夜勤どころか世話人なんて、
料理もできないし絶対ムリ!
と思っていました。

でもある日、急な欠勤が出て
どうしても自分以外いない!
という事態が発生しました。

開業して半年後くらいのこと
だったと思います。

急遽やりましたよ、夜勤。

やるしかないですよね、
他に誰もいないんだから。

献立を見ながら
日頃やらない料理をして
皿洗いをしてお風呂掃除をして
利用者さんにお薬を提供して
仮眠用のソファーベッドで寝ました。

オレ、社長なんだけどなー。

とその時は思いました。

でも、この経験は大きかったです。

・現場の実態がリアルにわかった

・職員指導ができるようになった

・欠勤や退職が怖くなくなった

・赤字を回避する方法に気づいた

自ら夜勤をやったことで、
得られた成果が多々ありました。

急に休んだスタッフのせいで
イヤイヤながら夜勤をしましたが
今では彼に感謝しているくらいです。

ホームに住み込みで働くことは
自宅での生活と比べれば快適さは落ちます。

でも、想像上のホームレスより100倍、快適。

それで赤字が回避できるならいいじゃないですか。

私も本当にピンチになったらやります。

社長自身が住み込みで夜勤。

そこまで覚悟できれば何も怖くない。

あなたもやってみませんか?

では、また!

下居

  追伸1:

ご質問はありませんか?
 
・効率的な開業手順

・建物設備の条件

・人材採用、育成のコツ

・利用者募集のノウハウ

・運営現場のウラ話

こんなこと知りたいです!

という方は、

具体的な質問を送ってください。
些細なことでもOKです。

こちらのアドレスまで。
 ↓ ↓ ↓
bizmag@oriitakayuki.com

追伸2:

ご相談をお受けします。
 
障害者グループホームを
はじめたいけれど不安です!
 
私のプラン、だいじょうぶ?
 
という方は、
 
個別にアドバイスすることも可能です。

こちらから申し込んでください。
 ↓ ↓ ↓
https://maroon-ex.jp/fx86139/soudan
 
 
 

追伸3:

ノウハウレポートを共有します。
 
グループホーム事業を立ち上げて
軌道に乗せるまでのノウハウを
メルマガ形式でお送りします。

こちらから登録してください。
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
 
脱サラ大家くらぶ(メルマガ):
https://maroon-ex.jp/fx86139/ooyaclub