貸家ビジネス VS 借家ビジネス

(2019年1月22日)

おりーです、
 
あなたはどっちが好きですか?
 
貸家ビジネスと借家ビジネス。
 
建物を貸してお金をもらう
不動産オーナーになって
貸家ビジネスをやるか。
 
オーナーにお金を払って
建物を使わせてもらう
借家ビジネスをやるか。
 
私自身、不動産オーナーとして
10年前から貸家ビジネスを
やってきました。
 
今も6棟84室の大家業です。

家でゴロゴロ寝ている間も
アパートが家賃を稼いでくれる
貸家ビジネスは最高だ!
 
と思っていたのですが、
 
最近、ちょっと
考えが変わってきました。
 
貸す側よりも借りる側の方が
実はトクなんじゃないかな〜。
 
と、思いはじめているのです。
 
 
えっ?
 
何言ってんの、おりーさん。
 
貸す方がいいに決まってる!
 
家賃を払うより
もらう側になりたいです!
 
安定収入の不動産賃貸業は、
脱サラにオススメって
前に言ってたじゃないですか。
 
どうしちゃったんですか?
 
アタマ、大丈夫ですか?
 
意味がわからないので
説明してください!
 
 
す、すみません。
 
説明が足りませんでしたね。
 
貸すより借りる側の方がいいなー
と考えるようになったのは、
借家ビジネスを始めたからです。
 
家賃を払う側になったわけですが、
何倍も稼げることを実感し、
かつ他にもたくさんメリットがある
ということに気づきました。
 
借家ビジネスと言っても
いまいちピンと来ないと思うので
ひとつ例をあげてみます。

借家ビジネス=星野リゾート

 
借家ビジネスって何ですか?
 
というと、
 
・土地、建物を保有せず
 
・オーナーに賃料を払い
 
・宿泊や住居サービスを提供する
 
・運営に特化したビジネス
 
です。
 
有名どころでいくと星野リゾート。
 
借家ビジネスの代表格ですね。
 
星野リゾートはホテル業ですが
雑誌や書籍で読んだところによると
不動産を一切保有しないそうです。
 
地主や投資家が保有する
土地、建物を借りて賃料を払い
ホテルを運営しています。
 
運営に特化する。
 
というのが星野佳路代表の戦略。
 
不動産を持たず身軽なので
スピーディーな経営ができますし
事業拡大もしやすい。
 
初期投資コストが抑えられるし
銀行からの借入も少なくなるので
利益が出しやすい形態です。
 
世の中全体を見渡すと、
至るところに借家ビジネスがあります。
 
・ウィークリーマンション
 
・カプセルホテル
 
・漫画喫茶、ネットカフェ
 
など、
 
建物のオーナーではなく、
テナント企業が運営を行っている
ケースがほとんどだと思います。
 
数年前に流行した転貸民泊もそうですよね。
 
賃貸マンションの一室を借りて
Airbnbなどで運営する方法。
 
私も一部屋だけ運営していましたが
1年で撤退しました。
 
参入障壁が低すぎて過当競争になり
集客が難しくなって、思うように
利益が出なくなっていきました。
 
そんな感じで借家ビジネスにも
デメリットがあります。
 
では、
 
貸家ビジネスと借家ビジネス
結局どっちが良いのか。
 
比べてみましょう。
 

貸家ビジネス VS 借家ビジネス

 
貸家ビジネスと借家ビジネスの
違いは不動産を所有するかどうか。
 
メリットとデメリットを考えました。
 
■ 貸家ビジネス
 
不動産オーナーとして、
建物を貸してお金をもらう場合。
 
メリット:
 
・不労所得が得られる
 
・担保融資が受けられる
 
・売却益が狙える
 
デメリット:
 
・不動産に税金がかかる
 
・建物の修繕コストがかかる
 
・移動できない、撤退しずらい
 
 
■ 借家ビジネス
 
オーナーにお金を払って
建物を使わせてもらう場合。
 
メリット:
 
・初期コストが小さい
 
・建物修繕の負担がない
 
・立地を選べる、撤退しやすい
 
デメリット:
 
・売上がなくても家賃を払う
 
・建物は自分の資産にならない
 
・参入しやすいのでライバルが増える
 
という感じです。
 
借家ビジネスはなんとなく
デメリットが思い浮かびません。
 
売上さえ作ることができれば
家賃の支払いなんて問題ないし、
建物が資産にならなくても
ビジネスそのものを譲渡すれば
売却益を手に入れることもできます。
 
他社にマネされにくい工夫をして
ライバルを回避することもできます。
 
つまり、しっかり事業ができるなら
借家ビジネスの方がオトク、と思うのです。
 

貸家+借家=APAホテル

 
私も貸家ビジネスだけでなく、
借家ビジネスを始めました。
 
グループホーム事業です。
 
戸建1棟で月収130万円の
スモールビジネスですが、
売上が一定なので安心です。
 
参入障壁はそれほど高くない
と思っているのですが、
 
やりたがる人が少ないのと
大きく拡大しなくても
安定した利益を出せるので
ライバルが気になりません。
 
ということで、
 
借家ビジネスの良さを
実感している今日この頃です。
 
次のステップとしては、
建物自体も自分で保有して
 
貸家+借家のいいとこ取り、
 
を狙いたいと思います。
 
ホテル業界でいうとアパホテル。
 
先ほど星野リゾートの例をあげましたが、
同じホテル業でもアパホテルは
土地も建物も保有していて対照的です。
 
ホテル事業で収益を上げつつ、
不動産の売却益も狙う。
 
不動産オーナーとして
安定した賃貸料を取りつつ
テナントとしても収益を上げる。
 
というのがアパホテルの戦略
なのかなーと思っています。
 
貸す側も借りる側も自分。
 
いいとこ取りですよね。
 
私のグループホームも
1棟目は借家ですが、
2棟目は保有しています。
 
拡大するなら断然借家ですが
貸す側としても収益をとって
バランスをとりました。
 
しっかり利益を残しながら
じっくり育てていきたいと思います。
 
 
また、メールします。
  
 
下居孝之
 
 
 
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